こんにちは、税理士の城戸です。
福岡県春日市で、ひとり税理士をしています。
このブログは、ひとり税理士である私の日常や思っていること、経験したことなどを書いている雑記ブログです。
12月といえば?
今日は、12月30日。
もう、今年も明日で終わりです、、、。
ところで、12月といえば?
私はやっぱり、税理士試験の合格発表を思い出します。(今は11月のようですね)
クリスマスとかもあるのに、それかい!
という気もしますが、まぁやっぱり、強烈な思い出です。
笑った年より、泣いた年の方が多かったので、、、
ほんと、よく泣かされました。
でも、その分、
最後の科目を合格したときは、最高に嬉しかった。
幸せでした。
ドトールでひとり、いつもの席で窓の外を見ながら、
やっと終わった、、、。
もう、理論を覚えなくても、理論サブノートを持ち歩かなくてもいいんだ。
と、信じられない気持ちでいたことを覚えています。
なんか、ふ〜っと、それまでの疲れが取れていくような感じでした。
、、、と、前置きが長くなってしまいましたが、
今日は、“私が思う、税理士試験合格の勝因3選”について書いてみようと思います。
何かしらの参考になれば、うれしいです。
前置きって、難しいですね。
【税理士試験合格の勝因①】理論!
まずは、なんといっても“理論”です。
とにかく、理論は全部覚えました。
AランクもBランクも、Cランクでもすべて。
“理論をすべて覚えることが、受験資格”
と昔なんか聞いたことがあったんですが、本当にその通りだと(私は)思います。
もちろん“理解して”、ですね。
理解していないと、、、そもそも覚えきれないですし、どこでその理論が必要となるのかも分からないので。
その理論をしっかりと理解して、覚えて、忘れて、覚えて、忘れて、覚えて、忘れて、覚えて、、、を繰り返しながら長期記憶になっていくという感じです。
今考えると、ほんと地道で苦しい作業です。(みんな、多分苦しいです)
1日2日で出来ることではありません。
日々、“こつこつ、こつこつ”です。
でも、この“こつこつ”が最強なんです。
【税理士試験合格の勝因②】理解!
そして、“理解”ですね。
先ほども少し出てきましたが、私の合格の勝因に“理解”も欠かせません。
理論でも計算でも、とにかく“理解”にしっかりと時間をかけました。(かかりました、、、)
そもそも理解しないと前に進めないタイプですし、丸暗記は面白くないし嫌だし無理です。
でも、そのおかげで、
値千金の“ひらめき”もありましたし、“どちらか迷ったときに、正解を選択する”ということが出来たんだと思います。
例えば、相続税法。
確か、理論問題の第1問だったと思います。
該当箇所は、大原のCランク(人格のない社団等についての理論)。
問題もそんなに素直な問題じゃなかったはずです。
、、、で、ここできたのが、値千金の“ひらめき”です。
相続税法の先生が、その理論について話をしている姿も思い浮かびました。
これだ!と。
これに違いない(よね?)!!と。
結果、合格することができました。
計算は相変わらず微妙な感じで落ちたかと思いましたが、受かっていました。
間違いなく、あの理論のおかげですね。(結構、配点もありましたし)
あと、先生の話というのも、すごく大事だと思います。
その税法の本質的なところなど、色々な話をしてくれます。
そして、そういった話が案外、正解を導き出すヒントになったりするんです。
先生にも感謝ですね。
もちろん、“人格のない社団等”にも足を向けて寝られません。
【税理士試験合格の勝因③】1科目ずつ受けたこと!
私が税理士試験に(科目)合格した年は、すべて1科目に絞った年(途中で絞った年も含めて)でした。2科目受けた年もありましたが、ことごとく玉砕です。
もちろん、2科目受験は税理士受験生時代の前半戦だったので、玉砕の原因は“2科目受験”だけではなかったとは思いますが、、、(その他もろもろ、原因があったので)
とはいえ、今思うと、この“1科目に絞った”というのが私の場合は良かったんだと思います。
税理士試験に限らず、試験は、1点が勝敗を分けることもあります。
だとしたら、その科目に全神経を注いだ方が、その1点をもぎ取れる可能性が高いのではと。
2科目の場合、半分しか注げないですからね。
合格したとしても1歩(1科目)しか進めない辛さはありますが、1歩も進めないよりは全然いいです。
“1歩1歩、こつこつと、確実に”というのも、私の合格の勝因だったと思います。
おわりに。
今回は、“私が思う、税理士試験合格の勝因3選”について書いてみました。
精神論以外で、、、という感じですが、何かしらの参考になればうれしいです。
ところで、石川遼選手。
来年はアメリカ下部ツアーに挑戦です!
いよいよです。
すごく、楽しみです。
ということで、、、今年も明日で終わりですね。
よいお年をお迎えください。
今年も、ありがとうございました!

