芸術の持つ力。

tweet
博多座にて。ゆっくりと座れるスペースもたくさんありました。

こんにちは。税理士の城戸です。

福岡県春日市でひとり税理士をしています。

このブログは、ひとり税理士である私の日常や思っていること、経験したことなどを書いている雑記ブログです。

博多座で舞台鑑賞。『兎、波を走る』

日曜日は、博多座で舞台『兎、波を走る。』を。

『兎、波を走る』は、野田秀樹さんの作・演出。

出演者の方は、高橋一生さん、松たか子さん、多部未華子さんなどなど。

とても豪華な顔ぶれでしたね。

私の席は、2階のF列(前から6列目)の右側の端。

舞台鑑賞も博多座も初めてだったので、どのくらい見えるのかなと少し不安でしたが、

とてもよく見えて、舞台も楽しむことが出来ました。

上演時間は2時間ほど。

あっという間でした。

芸術の持つ力

物語の設定は、

“潰れかかった遊園地”を舞台に繰り広げられる“劇中劇(ショー)”のようなもの。そして、そこに“アリス”が登場する。

イントロダクション『兎、波を走る』公式サイトより

というもの。

物語は前半から、ジェットコースターのように目まぐるしく変わる展開。

所々で何か引っかかるものを感じながら、とにかく置いていかれないように、集中していました。

そして、中盤から後半にかけて。

その「引っかかっていたもの」が、つながっていきます。

物語のベースにあったものが、浮き上がってきます。

一気に物語に引き込まれ、観客が静まり返った気がしました。(それまでは、笑いもたくさんありました。)

浮き上がってきた物語の核心部分は、私一人がどうにか出来る問題でもなく、本当にいたたまれないことです。

最近は、少し忘れられつつあるような気もします。

そのことも訴えかけていたのかもしれません。

もしかしたら、私たちの知らない何かがあるのかなとも。

芸術の持つ力、を感じました。

初めての舞台鑑賞『兎、波を走る』

素晴らしい舞台でした。

おわりに

芸術の持つ力。

いい映画などを見たときも思う事ですが。

芸術は、しれっと真実を教えてくれているような気がします。