こんにちは。税理士の城戸です。
福岡県春日市でひとり税理士をしています。
このブログは、ひとり税理士である私の日常や思っていること、経験したことなどを書いている雑記ブログです。
『諭吉さん』から『栄一さん』へ。
2024年7月3日、新たな紙幣が発行されます。
一万円札に、渋沢栄一さん。
日本の実業家で、『日本近代社会の創造者』とも言われています。
五千円札に、津田梅子さん。
現・津田塾大学の創設者で、女性の地位向上と女子高等教育に尽力された方。
千円札に、北里柴三郎さん。
『近代日本医学の父』と呼ばれる細菌学者です。
2004年以来、20年ぶりのデザインチェンジ。
福沢諭吉さん、樋口一葉さん、野口英世さんとも、お別れです。
とくに、、、『諭吉さん』。
一万円の“顔”として、40年間です。
結構長かったですね。
思い返せば、『諭吉さん』がいなくて、大ピンチなときも、、、
、、、懐かしい思い出です。
でも、これからは、『栄一さん』です。
適度な距離感で、上手に付き合っていきたいです。
『道徳経済合一説』
『栄一さん』こと、渋沢栄一さん。
と言えば、、、『道徳経済合一説』。
『道徳経済合一説』とは、
企業の目的が利潤の追求にあるとしても、その根底には道徳が必要であり、国ないしは人類全体の繁栄に対して責任を持たなければならない。
35 渋沢栄一生誕170年を迎えて/ 公益財団法人 渋沢栄一記念財団HPより
という意味です。
すごく好きな考え方です。
渋沢史料館館長、井上潤さんは、次のようにもおっしゃっています。
持続可能な経営に必要なのは、仁義道徳に反しないこと。それが信用につながり、事業が成長する。これが、渋沢の提唱した『道徳経済合一説』の中心課題です。
「道徳経済合一」で持続可能な経営を目指す:渋沢史料館 館長 井上 潤氏 × タナベ経営 北島 康弘/ TCG REVIEW HPより
本当に、そう思います。
『道徳』と『経済』は、両立できる。
両立した事業こそが、永続できる。
ぜひ、そうであってほしいです。
大小関係無く、こういう企業が増えていってほしいですね。
今よりも、もっと、良い世界になりそうです。
もちろん、私も。
一事業者として、
苦しいときも、、、そうでないときも、、、忘れないように。
おわりに。
ちなみに、新しいお札が発行された後も、今までのお札も全然使えます。
『諭吉さん』も『一葉さん』も『英世さん』も。
なんなら、『聖徳太子さん』の一万円札も。
一瞬、「間」があるかもしれませんが、、、
詐欺が多くなるタイミングらしいので、念のため、、、です。